【注文住宅】家づくりの予算はいつ決める?安全な予算の決め方を解説!
家づくりの予算に関して、こんな悩みはありませんか?
- 家づくりの予算はいつ決めたらいいの?
- 安全な予算の決め方がわからない
- 家を建てて生活が苦しくなったらどうしよう…
家づくりを成功させるためには、まず何よりも予算を明確にすることが重要です。
私は安全な予算で家を建てることができました。
住宅ローンの返済も始まりましたが、生活が苦しくなるようなことはありません。
当記事では、我が家が実際に行った予算の決め方を解説しています。
安全な予算の設定ができると、家を建てる過程だけではなく、新しい生活も楽しく過ごせます。
ぜひ最後までお読みください!
ライフプラン作成のおすすめサービスは「マネードクター」です。
家づくりで初めに予算を決める重要性
家づくりの予算は初めに決めましょう!
なぜなら、予算を決めないと家づくりをスムーズに進められないからです。
あなたが良さそうな住宅会社を見つけたとします。
予算を決めていれば、その住宅会社で家を建てられるのか、ある程度は判断できます。
たとえば…
しかし予算を決めていないと、それすらわからないので話を進めることも断ることもできません。
また予算を決めずに家づくりを進めると、理想を詰め込みすぎて住宅ローンを借りすぎてしまい、返済に困ることもあります。
家づくりをスムーズに進めるためにも、後悔しないためにも、まずは予算を決めましょう!
安全な予算とは?
予算を決める際には、「安全な予算」であることが重要です。
安全な予算って、あまり聞かない言葉ですよね?
まずは安全な予算について解説します。
安全な予算とは、生活水準を維持したまま払える金額
安全な予算とは、下記の通りです。
あなたが家を建てる目的は何ですか?
それは、家族と健康で楽しい生活を送るためのはずです。
それなのに無理な予算を組んで生活を切り詰めなくてはいけなくなって、暗い生活を送るようでは家を建てた意味がありません。
そうならないためにも、生活水準を維持できるような、余裕を持った予算設定が重要です。
「借入限度額」で予算を決めてはいけない
「借入限度額」とは、以下の通りです。
理想の家を建てるために上限まで借りたらいいと思うかもしれませんが、それはやってはいけません。
なぜなら貸してくれる金額には、あなたの食費や光熱費などの生活費が考慮されてないからです。
必要な生活費まで削ってローンを返済することになるので、生活の満足度が下がります。
また、将来的に必要になる教育資金や老後資金を準備できなくなるかもしれません。
それではせっかく家を建てても、生活が立ち行かなくなり本末転倒です。
金融機関が「貸してくれる金額」で、予算を決めないようにしましょう!
「無理なく返せる額」で予算を決める
ではどうやって予算を決めればいいのか?
「無理なく返せる額」で予算を決めてください。
無理なく返せる額の目安は以下の画像をご覧ください。
しかし無理なく返せる額にも目安はありますが、その金額は人によって全く違います。
たとえば年収が高くても、生活費も高ければ返せる額は少なくなります。
逆に年収が低くても、生活費も低ければ返せる額は多くなります。
無理なく返せる額を把握して、安全な予算を決めましょう。
ライフプランを作成して、「安全な予算」を決めよう!
では安全な予算を決めるために、何をすればいいのでしょうか?
「ライフプラン」を作成してください。
ライフプランを作成することで、今の生活水準を落とさずに、将来必要になる費用も考慮した、住宅購入にあてられる予算がわかります。
ライフプランを作成するための下準備
ライフプランを作成するには事前の準備が必要です。
下準備は以下の4つをしておきましょう。
- 家計をしっかり把握する
- 子育ての計画を立てる
- 将来的な支出を予測する
- 老後の資金計画を立てる
しっかりと事前に準備をすることで、ライフプランをスムーズに作成できます。
また、家族でしっかり話し合って準備をしてください。
独りよがりのライフプランをつくっても意味がありませんから。
では下準備ついて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
家計をしっかり把握する
家計をしっかりと把握しましょう。
具体的には、月々の収入と支出です。
普段から家計簿をつけている方は、簡単に把握できるでしょう。
つけていない方は、これを機につけるようにしましょう!
紙でつけるのもいいですが、私のおすすめは家計簿アプリ「マネーフォワードME」です。
銀行口座やクレジットカードと連携できて、自動で家計簿をつくってくれます。
私も有料プランで利用しています。
把握した収支はライフプランを作成する基礎資料になります。
しっかりと把握しましょう!
子育ての計画を立てる
子どもの教育資金は、家計にとって大きな負担になります。
文部科学省の「令和3年度 子供の学習費調査」と日本政策金融公庫の「2021年度 教育費負担の実態調査結果」によると、
幼稚園から大学までにかかる教育費は1,000~3,000万という結果が出ています。
子どもの教育費は非常にお金がかかるということがわかります。
ですから、以下の内容を夫婦でよく話し合ってください。
- 将来的に欲しい子どもの人数
- 子どもの年の差
- 大学まで行かせたいのか
- 公立学校か、私立学校か
- 自宅から通える学校か、一人暮らしさせるのか
子どもは授かりものですから、計画通りに行くとは限りません。
しかし、計画を立てておくことはライフプランを作成する上でも重要です。
よく話し合っておきましょう!
将来的な支出を予測する
将来的にかかる費用は教育費だけではありません。
その他の費用についても予測をしておきましょう。
代表的なものは以下の通りです。
車は必要?
何台持つ?
普通車or軽?
新車or中古車?
何年ごとに買い替え?
最新or型落ち?
新型が出たらor壊れたら買い替え?
時短家電も買う?
家族旅行は行く?
海外or国内?
年何回?
旅行一回の予算は?
帰省はする?
子どもが何歳までする?
上記の内容まで考えておくと、具体的に予測がしやすくなります。
その他にも、自分の趣味などがあったら考えておきましょう!
老後の資金計画を立てる
退職した後のことも忘れずに考えましょう。
老後の生活費はどうしても年金頼りになります。
厚生労働省による「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を見ると以下のことがわかります。
年金月額を見て、どう感じましたか?
少ないと感じたなら、老後の生活を考えないといけません。
現役で働いていたときと同等の生活水準を保ちたいなら、今のうちから備えておく必要があります。
生活水準を落としても大丈夫なら、今のままでもいいでしょう。
老後の資金計画はライフプランを作成する上でも重要ですので、家族でよく話し合ってください。
ライフプランを作成しよう!
下準備が終わったので、いよいよライフプラン作成を始めます。
ライフプランを作成する方法は2種類あります。
- 自分でつくる
- お金のプロ(FP)につくってもらう
それぞれにメリット・デメリットはありますが、私のおすすめは断然②です!
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分でライフプランを作成する
ひとつ目の方法は、「自分でつくる」です。
ライフプランで検索すると、シミュレーションサイトやエクセルのテンプレートが出てきます。
サイトは気軽に始められますが、自分専用にカスタマイズされたものではなく、精度がです。
エクセルは自分のペースで詳しく作れますが、考慮するべき事項(インフレ率など)が多くて人によって精度に差が出ます。
また詳しくは後述しますが、お金のプロである「ファイナンシャルプランナー(FP)」に依頼すると間違いなく保険の営業を受けます。
自分でつくるとFPに会う機会がないので、営業を受ける心配はないです。
しかしすべてを自分で行うため、しっかりとしたものを作成するなら、根気が必要です。
またライフプランを作り上げても、見方がわからないのでいくらまで予算を組んでもいいのかわからないという事態になるかもしれません。
ライフプランを自分で作成するメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
お金のプロ(FP)とライフプランを作成する
ふたつ目の方法は、「お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)と作成する」です。
FPに専門的な知識と経験に基づいて、あなたに専用のライフプランを作成してくれます。
安全な予算を具体的な金額で教えてくれます。
最初の申し込みに行動力は必要です。
しかし、そのあとはFPからの宿題形式で進むため、自分で作成するよりは行動力はいりません。
家計改善の一環で保険の見直しもしてくれます。
不要な保険を進められる場合もあるので、そこには注意が必要です。
ライフプランをFPと作成するメリット・デメリットをまとめます。
自分で作成する場合とFPと作成する場合を比べると以下の通りです。
ライフプラン作成 | 自分で | FPと |
気軽さ | すぐ始められる | 申込が必要 |
行動力 | 最初から最後まで | 最初の申込のみ |
精度 | 自分次第 | 良い |
家計改善 | 自力で | アドバイスあり |
保険の営業 | なし | あり |
私のおすすめは「FPと作成する」です!
自分でつくるよりプロに任せた方が、いいものができると思いませんか?
保険の営業は受けますが、保険の見直しもできて家計改善にもなると考えれば、メリットになります。
ぜひ、お金のプロであるFPに依頼しましょう!
FPへの依頼の方法ですが、2つあります。
- FPを自分で探す
- FPを住宅会社に紹介してもらう
それぞれの方法について、見ていきましょう!
FPを自分で探す
FPを自分で探すのにおすすめは、日本FP協会のサイトです。
居住地で依頼できるFPを探すことができます。
独立しているFPなので相談料は有料ですが、企業に所属していないため、中立的な立場でアドバイスしてもらえます。
しかし有料というのが、ネックになる方もいると思います。
そんな方にはライフプランの無料相談サービスを使うのをおすすめします。
企業に所属しているFPなので、保険の営業等はありますが、無料で相談できます。
後述しますが、私のおすすめは、「マネードクター」です。
FPを住宅会社に紹介してもらう
すでに住宅会社とやり取りをしている方なら、住宅会社に紹介してもらう方法もあります。
資金計画を立てたいので、FPを紹介してもらえません?と聞いてください。
付き合いのあるFPを紹介してくれます。
FPに相談するのには、一番手間がかからない方法です。
住宅会社に紹介してもらったFPの注意点
一番手間がかからないFPへの相談方法ですが、注意点が一つあります。
詳しくは後述しますが、FPとの相談後に某大手住宅会社は、予算を吊り上げようとしてきました。
その住宅会社は信用できないと思ったので、丁寧にお断りしました。
すべての住宅会社でそうであるとは限りません。
しかし、そのことを頭に入れて相談することが大事です。
住宅会社が信頼できるかの判断基準になると思います。
ライフプラン作成のおすすめサービス
自分でFPを探すと決意したあなた!
無料でライフプランを作成してもらおうと検索すると、様々なサービスが出てくると思います。
どれも似たような内容で、どれにするか迷っていませんか?
そんなあなたに、私がおすすめするサービスを紹介します。
ライフプランをつくるなら、マネードクターがおすすめ
私がおすすめするのは、「マネードクター」です。
マネードクターをおすすめする理由は下記の3つです。
- 全国どこでも対応
- 対面・オンラインに対応
- FPが1,680名在籍
それぞれ詳しく見ていきましょう!
おすすめ理由① 全国どこでも対応
マネードクターは全国どこでも対応しています。
サービスによっては、一部地域に対応していないものもあります。
ですがマネードクターなら居住地を気にすることなく、申し込むことができます。
地方の方でも、気にせず申し込めるのは魅力ですよね!
おすすめ理由② 対面・オンラインに対応
マネードクターは対面・オンラインに対応しています。
オンラインのみ全国対応のサービスは多くあります。
しかし、対面まで全国対応しているサービスは多くありません。
しかも店舗が全国に約152拠点あるため、来店しての相談も可能です。
対面で相談したいけど、家に来られるのは嫌だな…という方でも相談できます。
実店舗が全国にあるのは、大きな魅力です!
おすすめ理由③ FPが1,680名在籍
マネードクターには1,680名のFPが在籍しています。
マネードクターには国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士資格はもちろん、一定の基準を満たした経験豊富なFPが在籍しています。
相続診断士、住宅ローンアドバイザーなど「生活とお金」に関連した資格を取得したFPも多数います。
住宅ローンの相談だけではなく、お金全般の幅広い相談に対応できます。
お金の相談全般も対応しているのは、大変魅力的ですね!
ライフプラン作成:我が家の場合
我が家がライフプランを作成したときのとこを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
大手ハウスメーカーにFPを紹介してもらった
家づくりを始めた我が家は、とりあえず大手ハウスメーカーに資料請求をしました。
資料請求をすると完成見学会の案内が届くようになったので参加しました。
そこで営業担当と予算の話になりました。
予算はいくらで考えていますか?
4,000万円で考えています。
ライフプランシミュレーションはしましたか?
安心して家づくりを進めるためにも最初にしておいた方がいいですよ!
ぜひお願いします!
それでは付き合いのあるFPを紹介しますね~
こうして我が家はFPを大手ハウスメーカーに紹介してもらいました。
営業担当に予算をつりあげられそうになった
ライフプランをFPと作成して、安全な予算は「4,500万円」とわかりました。
ハウスメーカーとも話を進めていましたが、営業担当には「4,500万円」を伝えませんでした。
要望の聞き取りも終わり、いよいよ間取り提案です。
間取りの提案とともに営業マンから衝撃の一言…
4,000万円では、この間取りは無理です。
予算を4,500万円まで上げましょう!
予算引き上げの前に、まずは減額の検討じゃない?
4,500万円というのは偶然かもしれません。
しかし、この一件で信用できなくなった我が家は、そのハウスメーカーを断りました。
工務店にもFPを紹介してもらった
大手ハウスメーカーを断った後は、地元工務店と話を進めました。
上記の件もあり、ハウスメーカー紹介のFPが作成したライフプランが、いまいち信用できなくなっていた。
セカンドオピニオンで工務店にもFPを紹介してもらって、ライフプランを作成してもらいました。
結果は4,500万円で、大手ハウスメーカーと同じになりました。
もちろん、工務店には予算を引き上げられることはなかったです。
住宅会社が信用できるかの判断基準になると思います!
まとめ:ライフプランをつくって安全な予算を把握しよう!
家づくりでは、初めに予算を決めよう!
理由は家づくりをスムーズに進めるためと後悔しないため。
安全な予算を把握するためには、ライフプランを作成してください。
現在の生活水準を維持したまま、ストレスなく住宅ローンを返済できる金額
人生の中で想定される大きなイベント(結婚や出産、住宅購入など)を考え、お金が必要になるタイミングやその金額を把握して、具体的に計画したもの。
ライフプラン作成のおすすめサービスは「マネードクター」です。
マネードクターをおすすめする理由は以下の3つです。
- 全国どこでも対応
- 対面・オンラインに対応
- FPが1,680名在籍
ぜひ活用して、ライフプランを作成してください!
一生に一度の家づくり、楽しんでくださいね~